温泉
さんりんかく
山林閣
熊本県阿蘇郡小国町北里1435-10967-46-4439
↑貸切露天風呂「 2 」
風 呂 | 貸切半露天風呂4 男女別内風呂・男女別露天風呂 |
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立ち寄り 営業時間 |
24時間 |
入 浴 料 | 800円(100円玉8枚)+入浴料・入浴料は大人1名500円小人300円 |
時間延長 | 時間制限なし |
宿 泊 | 山林閣 ・15:00~10:00 ・大人1名(1泊2食)14300円~ |
定 休 日 | 不定休 |
車 イ ス | かなり無理がある |
家族風呂ルポ
訪問日:2013/12/10(初)
今回は、旦那と2人で温泉巡りの旅です。普段、子連れでなかなか行けないところや 行ってみたかった温泉(家族風呂)に行こう!という訳で、本日3湯目にやってきたのは山川温泉の 「 山林閣 」 。 「 山林閣 」はわいた温泉郷という山の中にあるのに、北海道から良質のカニを仕入れて 美味しいカニ料理を提供してくれる旅館なんですよ。
国道387号線から山川温泉の看板が出ている方へ曲がってまっすぐ進むと一番奥に 「 山林閣 」 が見えてきます。
駐車場に車を停めたら、こちらの階段を降りて行きます。
母屋に到着~。では、中へ。
中に入ってすぐに女将さんらしき人が 「 どうぞどうぞ 」 とスリッパを出してくれて、 お風呂に入りたいことを告げると、「 どうぞどうぞご案内します 」 とにこやかに対応してくれました。 フロントで入浴料500円×2人を払って、100円玉8枚を用意して、家族風呂へ向かいます。
長い廊下を抜けて
階段を下りて
さらに降りて
ちょっとした休憩スペースを通り抜けて
...って。 ん??
壁に飾られた石みたいなものはナンダロウ?
石じゃなくて蟹の甲羅だよコレ!
あ、窓にも蟹が~!
そう言えばここ、カニ料理の旅館だったよ。
それにしても、長い道のりだなぁ。
外に出たり入ったり。
もうすでにワタシ迷子ですし。
女将さんが居ない(笑)
あ、ようやく 「 家族風呂 」 の案内板が出てきましたよ。
でも、ワタシはこういった老舗旅館の迷路のような造りが好きだったりします。なんか、ワクワクしますもん。
「 女将さ~~ん 」 どこ?(笑)
あ、扉があいてるからこっちかな?
もちろん、ここにも蟹のシール。
あ、湯小屋が見えた!
女将さんも発見!
女将さんは、3つある家族風呂のうち、真ん中の湯小屋の湯船に落ちた葉っぱをせっせと拾っておりました。
1、2、3とある家族風呂のうち、一番景観がいいのが「 2 」のお部屋だそうです。
後から分かったけど、「 3 」 と、ちょっと離れたところにある 「 4 」 のお部屋は景色があまりよくありません。
では、中へ。
中に入って靴を脱ぐと、スノコが敷いてあるスペースが脱衣所。
ここには洗面ボールと棚と脱衣カゴ以外は何もありません。
湯船を見ると、女将さんが蛇口を全開にして水を出しているところでした。
女将さんは、「 水がこの線(下から10㎝ぐらいのところ)まで溜まってからコインを入れてください。
そうしないと熱くて入れないんですよ 」 と言って去っていきました。
10分くらい待ったかなぁ~。ようやく線のところまで水が溜まったのでコインタイマーに800円を投入。 こちらは100円玉しか使えないのでご注意を。
すると、湯口から勢いよくお湯がドバ~~ッと!
と思ったら、お湯は突然黄色がかった白濁の湯に変わり、一気に硫黄の香りが広がるではないの! すごい!!
実はここに来る前は 「 毎回入替式の白濁の硫黄泉が楽しめる家族風呂 」 自体、ちょっと疑っていました。 雲仙にも明礬温泉にも白濁の硫黄泉が毎回入替で楽しめるところなんてないから。
でも、これは紛れもない硫黄臭プンプンの白濁の硫黄泉!
硫黄泉が大好きなワタシは超感動。
そして こちらのお風呂は、なんと滝が見える素晴らしいロケーション付なのです。
湯船は大人2人が入れるほどの広さしかないけど、硫黄の香りに包まれながらのんびり滝を眺めて過ごす時間は 本当に最高でした。
あ、一応シャンプー類置いてあるけど、洗髪は別の家族風呂でやった方がよろしいかと思います。(シャワーもないしね)
硫黄臭プンプンの白濁の硫黄泉が好きだけど沈殿した湯の花たっぷりのお風呂よりも自分だけの一番風呂に入りたい、 出来れば自然がいっぱいの景色がいいところがいいな...って、そんな贅沢な家族風呂をお探しの方にピッタリな 「 山林閣 」 の家族風呂。 しかも時間制限なしで、男女別の露天風呂にも入浴できちゃいます。これで蟹好きなら、もう宿泊しちゃったらよろしいかと。 ただ、紹介してきたように赤ちゃん連れには不向きかと。そして夏は虫が多い予感がします。(←100%) また冬に来たいなぁ。ごちそうさまでした。