九州の秘湯・名湯・混浴風呂情報 ちゃらん

「 寺尾野共同浴場 」 は、こちらのお宅の庭を通って行くのですが

当然ながら個人宅なので、騒がないように、ものすご～く謙虚な気持ちで通らせてもらいます。 住人の方が居たら、挨拶を。
．．．したんだけど、無視されたワタシ（汗）

庭を抜けて砂利道を歩くこと１分ぐらい。
湯小屋が見えてきました。
（ちなみに、手前の建物は廃墟です。）

「 こんな所に隠れていたのか～、ふふふ、かわいいヤツめ 」

「 母ちゃん、早く来いよ～！ 」
「あ、はい。」

到着～。結構な道のりで、雨の日はツライかな。

こちらの共同浴場には、「 薬師湯 」 という名前が付いていました。
では、中へ。

今回、男湯の方には、先客が一人いらっしゃったので、女湯の方をルポします。まず、入口はこんなカンジ。 一段高くなったところの手前で靴を脱ぎます。

上がって、左手はもうお風呂です。

お風呂と一体型になった脱衣所にはスノコが一枚敷いてあり、壁には脱いだ服を入れる棚がありました。

そして、男女の仕切りになっている壁には、料金箱。男湯の方にも同じものがあるそうです。

脱衣所からお風呂を見るとこんなカンジ。 脱衣所とお風呂の間に衝立があるのは、男湯の方から脱衣所が見えないようにしているため。 （．．．と言う事が、後で分かりました）ちなみに、この衝立、男湯の方にはありません。
では、お風呂へ。

お風呂は、ほぼ真四角の浴槽を、湯口からお湯が注がれる奥の湯船と ちょっとぬるめの手前に分けていて、そこに仕切りの壁を作って男女別のお風呂にしてあるタイプ。 手前の湯船だけは、潜れば男女繋がっているのが分かるでしょうか？

女湯から、赤まいた（旦那）の足が見えます（笑）。
逆を言うと、男湯からも見えるということなので、女性は仕切りの方にはあまり行かないほうが無難。見られても平気な人は別だけど（笑）

硫黄の匂いが僅かに香るぬるめのお湯は、ワタシの好物。 でも、この日はちょっとぬるすぎました。

陽が射しているので、コントラストがキレイ。

天井を見ると大きな湯気抜き。
くもの巣はご愛嬌と言うことで．．．。