温泉
しんおんせん
新温泉
熊本県人吉市紺屋町800966-22-2020
↑男性用内風呂
風 呂 | 男女別内風呂 |
---|---|
営業時間 | 13:00~22:00 |
入 浴 料 | 大人300円小人200円幼児60円 |
時間延長 | 譲り合いの気持ちで |
宿 泊 | 不可 |
定 休 日 | 第1月曜日 |
車 イ ス | 段差有り× |
家族風呂ルポ
訪問日:2014/03/13(初)
鹿児島2泊3日の旅3日目。旅の最後にやってきたのは熊本県人吉市の「 新温泉 」。 ここは、昭和にタイムスリップしたような鄙びた温泉施設で、昭和臭がすきなワタシ達夫婦がどうしても 行きたかった場所のひとつ。この温泉に立ち寄るためだけに人吉に寄り道しました。 というわけで昭和6年創業のこちらの男女別浴場をルポ。
ナビで難なく到着~。
既に外観から昭和臭が漂ってきてワクワク。
この看板の書体と佇まいを見て~!
映画用のセットじゃなくここに実在するから実在するから!
嗚呼~、ステキすぎる入口。(T-T)
この表札なんてもう!
湯男←右から左読みですからね。
ではお邪魔します。
番台も渋すぎる~~(T-T)
これはもう「 番台とおばちゃん 」というひとつの作品ですよ。
とまぁ、興奮しすぎて脱衣所(全体図)を撮るのを忘れてしまいました。
という訳で、脱衣所は部分的にご紹介。
まずは、あんま機さん。
昭和の銭湯には必ずあった一品ですね。
お次はぶらさがり健康器と体重計。
ぶらさがり健康器、ワタシが小学生の頃、めっちゃ流行りましたねー。
こちらは木のベンチ。かなりの年代物のようです。
「 ドライヤーの電気代二十円頂きます。」
oh...
そして最後にこちら!
深水商店の手書き看板!
最強です(T-T)
こちらは、女湯の深水商店の手書き看板。男湯のそれより、目を引きます。
看板の下の棚に置かれた常連さんたちの風呂用品も画になる~!
それでは、浴室へ。
浴室には浴槽が2つあって、右側は浅めの浴槽。寝湯というほど浅くはないけど
浅いです、そしてぬるめ。
左の浴槽は湯口からお湯がかけ流しされていて、こちらは適温。
この時、お客さんが数人居たのだけど寝湯に入っている人は居ませんでした。(女湯も)
それにしても。木枠の窓から差し込む陽が少し朽ちたコンクリ製の床と浴槽に射す画は
なんともノスタルジックな光景で、湯船に浸かる前から心地よい気分になります。(^^)
浴槽のせいで黒く見える湯は薄い茶色でモール臭がします。
ぬるめのツルツル湯で、一緒になった旅行中の女性と長く話こんだのだけど、
湯あたりすることなく気持ちよく過ごせました。
ところで2つの浴槽を跨いだ緑のホースが気になりますが。。。
湯量が少なくなった昨今、ホースで左の浴槽からお湯を渡しているそうです。
という訳で、ワタシは女湯で、旦那は男湯で、それぞれ旅のご夫婦や常連さんたちと談笑しながら 昭和の空間と湯を楽しんだ 「 新温泉 」 。 数年前は湯量減少で女湯のみ営業という時期もあったそうで、この先の湯量がどうなっていくか心配です。 ぜひ続けていただきたいと願わずにはいられない人吉の 「 新温泉 」 でした。ごちそうさまでした。